ギルイリが、読みたい(切実)
ほのぼのは無理でも黙って手ぐらい繋いでくれる気がするこの二人。イリヤもギル様も本気で嫌がりそうだけど、イリヤが心細そうだったらきっと捨て置くことの出来ないギル様が好き。人形は愛でるものだろ?とか言いつつ頭ぐりぐりとかしそうである。イリヤは不本意だし士郎くん以外に何かされて欲しくないけどだからといって突き放さないそんな感じ。イリヤの中のギル様の価値、ゴキブリ並みだけど。
イリヤは人魚って話。
ホムンクルスは本来水を故郷とするってことはアイリさんは魚みたいなものである。星の触覚。彼女を陸に引っ張りあげたのは切嗣さんだったけど彼はもちろん人間で、だからイリヤは人魚なのだと。どっちにもなれない狭間の存在。まるで小川未明の童話のように特別な力を持ってるのにそれを人より劣るからと人のために運用させられる。ちょっと違うけど。
「私の母親は水槽の魚だった」とかポエムっちゃうイリヤはガチでみたい。そこには底知れない孤独とかがありそうだけど。「アインツベルンという水槽の中で私だけ異形だった。他の者はすべて美しく、きらきらとした鱗を持つ鮮やかな金魚のようだった。ひどく生々しくグロテスクで、それでも無害な愛玩魚」イリヤには無邪気な童謡も似合うけどアンニュイなポエムも似合うよ。
最後に人魚姫は泡となって消えました、は結構イリヤに当てはまるのであった。
あれって運命の人が実は王子様じゃなかった場合ってどうすれば良いんだろう。
実は海賊が運命の人でした、みたいな。運命なら仕方ない。
ギル様はイリヤを慈しめば良いよ
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